東芝のHDDって正直どうなの?値段は安いけれど、、

家電といった大型製品から小型製品まで、さまざまな製品・パーツを製造している国内大手電子機器メーカー、東芝。実は、東芝はHDDの製造もおこなっており、20%弱ほどのシェアを獲得しています(2020年第1四半期)。今回は、そんな東芝のHDDを辛口に評価していきます。

HDDについて

ご存じかとは思いますが、一応HDDについて軽く説明。

HDDは、ハード・ディスク、ドライブの略称で、CDのようなディスクにデータを記録する、ストレージの一種です。2010年代中頃まではパソコンのストレージの主流でしたが、現在は価格は高いものの速度が大きくすぐれているSSDに主役を譲り、現在では主に大容量のデータの保管に使われています。

HDD画像

一般的なHDD

信頼性

東芝のHDDの信頼性は、まさに可もなく不可もなくという感じ。国内メーカーですが、特に値段が高いわけでも、信頼性・耐久性が高いわけでもありません。

クラウドストレージサービスを運営しているBlackBlazeという会社が運用した132,339台のHDDについて公開したレポート(英語)を見ても、他社(Western Degitalなど)と比べて故障率が低いというわけではありません。

そのため、信頼性を求めているから国内メーカーの東芝製のものを買う!という必要はないでしょう。もちろん、信頼性が低いわけでもないので、買ったところで問題があるわけでもないです。

静音性

個人的な感想ですが、静音性はそこまで高くない、もしくは低いほうかなと感じています。もちろん、このようなパーツは個体差も大きいので一概にいうことはできませんが、なんとなく回転音が大きい感じです。

回転音が大きいために、振動も比較的発生するので、PCに追加する場合はガタガタ音がならないように注意すべきかもしれません。

速度

可もなく不可もなくです。HDDの回転数相応のスピードが出ています。速度に関しては各社ほぼほぼ差がないといってもよいので、特に評価ポイントにはなりません。

価格・コスパ

このリンクからAmazonで見ていただけるとわかると思いますが、各社同じようなスペックならほぼ価格が変わりません。

HDD 4TB - Amazon.co.jp

そのため、価格面に関しても優劣はつけがたいです。ただ、基本的に日本メーカーの製品って高い気がするので、他海外メーカーと同等の値段というのはありがたいですよね。ただ安心(笑)のMADE IN CHINA。高くてもいいから国内で作ってほしい。

参考画像

総評

総評としては、東芝製HDDはまあまあ、特に飛び出た点がない普通のHDDです。

正直、東芝には日本メーカーなのだから多少高くなってしまったとしても、MADE IN JAPANの信頼性に優れた製品を販売してほしいところなのです。ただ今の東芝を見ていると厳しそうでもありますが、、。

実績のある大手三社(東芝Seagate、Western Degital)の中で品質に特に大きな差はありませんので、こんな記事を書いておいて申し訳ないですが、好きな会社を選んでください!これだけです。(僕はWestern Degital派ですが。)