Apex Legendsの推奨スペックを解説: 144FPSには結構なスペックが必要

Apex Legends
2019年のリリース以来世界中で大人気のApex Legends。そんなApex LegendsのPC版を快適に遊ぶために必要なスペックを解説していきます。(フルHDゲーミング向け)

公式の推奨スペック

まずは、Apex Legends公式サイトに載っている推奨スペックを紹介します。

パーツ 最低動作環境 推奨動作環境
OS

Windows 7 64Bit
Windows 10 64Bit

Windows 7 64Bit
Windows 10 64Bit

CPU Core i3 6300 Core i5 3570T
GPU

GeForce GT 640
Radeon HD 7730

GeForce GTX 970
Radeon R9 290

メモリ 6GB 8GB
ビデオメモリ 1GB 8GB
ストレージ 22GB 22GB

あくまでも公式の公開している推奨スペックとあり、全体的に低めです。しかしながら、GPU、特にビデオメモリの要求は極めて高いです。

8GBものメモリを搭載しているグラフィックボードは限られており、高価なので用意することも大変です。しかし、本当にそんなに必要なのでしょうか。

答えはNOです。そこまでのビデオメモリは必要なく、どちらかといえばGPUの処理性能のほうが大きくかかわってきます。それを踏まえたうえで、僕なりの推奨スペックを解説していきます。

僕的推奨スペック

上記の内容を踏まえたうえで、筆者の僕の考えた推奨スペックを紹介していきます。なお、今回の紹介では、平均100FPS+が見込めるスペックのことを推奨スペックとさせていただいております。

また、この推奨スペックは、あくまでも100FPS+でプレイするための最低スペックであり、これ以上高い分には全然問題ありません。

推奨スペック1: フルHD、低画質

パーツ Apex Legendsのみ Apex+αのタスク
CPU Core i3 10300 / Ryzen 3 3300X Core i5 9500F / Ryzen 5 3500
GPU GTX 1650 GTX 1650Super
メモリ 16GB 16GB

低画質の場合、Apex Legendsはそこまでのスペックを要求しません。そのため、2万円台で購入することのできる1650Superでも100FPS近くを平均でたたき出すことができます。

ただ、1650SuperのようなローエンドGPUの場合、ビデオメモリの容量が小さいのでその分メモリ使用量が多くなる点には注意が必要です。

推奨スペック2: フルHD、中画質

パーツ Apex Legendsのみ Apex+αのタスク
CPU Core i3 10300 / Ryzen 3 3300X Core i5 9500F / Ryzen 5 3500
GPU GTX 1650Super / RX 5500XT GTX 1650Super / RX 5500XT
メモリ 16GB 16GB

中画質になると、GPUの要求スペックは多少上がりますが、CPUに関しては別にそこまでです。しかし、144FPSに乗せるとなるとRTX 2060Superと同格かそれ以上の性能のGPUが要求され、予算は一気に跳ね上がります。

CPUに関して追記: GPUの性能に対してCPUの性能が低いとCPUボトルネックと呼ばれる現象が発生しFPSが落ちるといったことがありますが、1650Super程度であればほとんど差はありません。なので、シングルスレッド性能は重要視しなくても大丈夫です。

推奨スペック3: フルHD、最高画質

パーツ Apex Legendsのみ Apex+αのタスク
CPU Core i5 10400F / Ryzen 3 3300X Core i5 10600K / Ryzen 5 3600X
GPU GTX 1660Super/ RX 5600XT GTX 1660Ti / RX 5700
メモリ 16GB 16GB

フルHDとはいえ最高画質ともなると結構なパワーを必要としてきます。なので、予算は10万円~を見ておいたほうが良いかもしれません。

一方で、メモリに関しては、低画質の時と必要な容量は変わりません。というのも、GPUの性能が上がるにつれて搭載しているVRAM(ビデオメモリ)の量が増え、メモリの使用量の増加が抑えられるためです。そのため、メモリを32GBほどまで搭載する必要はあまりありません。

まとめ

以上、Apex Legends フルHD向けの推奨スペックの解説でした。こうしてみると、Apex Legendsってまあまあ重いゲームですね。

なので、Apex Legendsをプレイするパソコンを買う場合は、

  • CPU: 4コア以上、Core i3 / Ryzen 3以上
  • GPU: GTX 1650以上
  • メモリ: 16GB以上

のものを選ぶようにしましょう。それ以下だとちょっと厳しいかも。

おまけ: Apex Legendsにおすすめのパソコン

1. ガレリア RM5R-G60S

ガレリア RM5R-G60S

ドスパラのゲーミングPCブランド「ガレリア」のゲーミングPC。CPUに6コアのRyzen 5 3500X、GPUにGTX 1660Superを搭載しながらの約90000円という価格。もちろんメモリも16GB搭載です。見た目もスタイリッシュで、おすすめです。

2. Lenovo Legion T550i

Lenovo Legion T550i

大手PCメーカーLenovoのゲーミングPC。大手ならではのスケールメリットを生かし、最新インテルCPUのCore i7に1660Superを搭載して約12万円。SSDが256GBしかないのがネックですが、元が安いので足りなそうであれば買い足せば問題ありません。

Lenovo Legion T550i

こんな感じで、Apex LegendsがフルHDで問題なくできるくらいのゲーミングPCだと10万円前後します。ここに挙げたのはほんの一例で、他にもそれぞれのニーズに合ったパソコンなど当然売られていますので、よく考えたうえで最適なものを見つけてください。

以上、Apex Legendsの推奨スペックの解説でした。