いまさら聞けないNASって何?簡単に解説

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テレワークが流行り始めてきた今、"NAS"という言葉を比較的聞くようになりました。しかし、NASって何?って方も多いと思います。なので今回は、NASとは何なのかを簡単に解説していこうと思います。

NASとは?

NAS(ナス)は、Network Attached Storageの略称で、インターネット上に接続できるストレージのことです。ネットに接続されているので、インターネット経由でたとえ外にいたりしても接続することができるのが特徴です。

通常のストレージとの違い

HDDやSSDといったストレージとの違いとしては、ネットに接続されているため複数人が、遠隔からでも接続することができるという点がまず挙げられます。この特性から、複数人でシェアをするファイル・同時に作業をするファイルなどの保存に適しています。

しかし、ネットに接続されているために、暗号化された通信を利用していない場合、データが流出してしまうリスクもあります。なので、重要なデータを扱う際には、十分に注意する必要があります。

NASの主な使い方

  • バックアップ: パソコンのバックアップをNASに保存しておくことで、ネットがつながる場所ならどこからでもバックアップデータを引き出すことができます。
  • ファイル共有: NASに共有ファイル・フォルダを保存することで、そのNASに接続することが可能な人全員がアクセスすることができるようになります。そのため、電子メールなどでわざわざ個別にファイルを送る必要がありません。
  • 写真や動画といったデータの管理: NASにこれらのデータを保存しておくことで、記憶容量を開けておくことができますし、またその性質から離れた場所からもアクセスできます。

初心者向けNAS製品

Buffalo リンクステーション for Soho 4TB (2/6TBモデルあり)

スピード・容量ともに初心者さんには十分なくらい備えておきながらサイズも非常にコンパクトで、場所をそこまで取りません。また、HDDにWestern Digitalという会社のWD REDという信頼性に優れたものを搭載しているので、壊れる可能性が比較的低いのもメリットです。

I-O Data NAS 4TB (3/6TBモデルあり)

メーカー公称値では、読み出し速度が40MB/sほどBuffalo製品を上回っているこちらの製品。こちらも必要十分な性能・容量を備えています。値段も安くて言うことなしに見えるのですが、個人的な経験としてBuffaloの方がI-O Dataよりもサポートセンターの対応がよかったのでBuffaloを上に持ってきました。正直その点を気にしないのであればどちらでもいいと思います。

まとめ

以上、NASについての解説でした。NASがあると、データをばらばらのHDDにバックアップ・保存しておく必要がなくなるので、かなり便利です。会社を経営されておりデータの管理に悩まれている方、たくさんの写真などの家族データ等を管理されている方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。