12世代 Intel CPUはいつ発表・発売?現時点での情報まとめ!【Alder-Lake S】

11世代Intel CPUが登場したころにはすでに存在が噂されていた、12世代Intel CPU。

その発表・発売はいつになるのでしょうか。現時点で噂されている情報をまとめました。

発表・発売日はいつ?

発表日に関してですが、Intel Innovationというイベントが10/27-28にすでに予定されているため、これまでのリーク情報と重ね合わせてこのタイミングで発表される可能性が高いと考えられています。これに関しては複数のリーク情報があるので、なかなか角度の高い情報だと思われています。

また、発売日に関しては、発表の一か月後となる11月中であると見込まれています。一部の情報では、11/19との日付が出ていました。日付の正確性は不明ですが、遅くても11月末までには出るという認識で問題なさそうです。

12世代Intel CPUのアーキテクチャはどうなるの?

12世代Intel CPUのアーキテクチャですが、リーク情報では「Alder Lake」という名前のアーキテクチャであると言われています。Alderというのは木材の一種(日本語でも普通にアルダーと呼ばれます)で、Lakeというのはもちろん湖という意味です。ここに特に意味はない・・・と思われます。

また、このAlder Lakeアーキテクチャには「なにか、驚くべき」特徴があるのではないかという噂もあります。素直にクロックアップだったりコア数の増加だと嬉しいのですが、どうなのでしょうか。

Alder Lakeの特徴は?

10nm++プロセスが採用か?

Alder Lakeのプロセスには10nmプロセスが採用されると見込まれています。AMDなどが5nmプロセスの開発を進めている中でも、Intelはまだ10nmプロセスが限界で、それ以上まで開発できていないようです。遅い。

しかし、これまでのデスクトップ向けCPUでは14nmプロセスを採用してきたことを考えると、多少の性能の向上は見込まれるのではないでしょうか。+の数からもわかる通り、Intelはすでに10nmプロセスを採用したCPUは生産しており技術の蓄積もあるので、大きな失敗はしないでしょう。

しかし、Intelが7nmプロセスなどに移行するのはいったいいつになってしまうのでしょうか・・・

PCIe 5.0をサポートするかも

AMDがPCIe 4.0まで対応していますし、現行の世代でも対応しているのでPCIe 4.0に対応するのはおそらく当然として、そのさらに次の世代の規格であるPCIe 5.0に対応するんじゃないかという噂も生まれています。

まぁ、対応したとしても対応デバイスは高いでしょうし、使う機会は少ないかもしれませんね。

ソケットはLGA1700へと変わる模様

12世代CPUに関しては、またソケットが変わってLGA 1700を採用するといった情報があります。しかし、1700本のピンはコンシューマ向けとしてはちょっと多いような気もします。なので、もしかしたらワークステーション向けなどで採用されるソケットなのかもしれません。

ただ、プロセスルールが変わるのであればどちらにせよソケットの変更は免れないかもしれません。4世代同じソケットを続けてくれているAMDを見習ってこれからはもう少し長く使って欲しいものですが、どうでしょうか。

big.LITTLEを採用か

最近、主にモバイル向けプロセッサーなどで採用されることが増えてきているbig.LITTLE戦法を12世代では採用すると見られています。

ちなみに、big.LITTLE戦法とは、高性能なコアと省電力で性能が抑えられたコアという複数種類のコアを持たせ、複雑な処理を高性能コアで、簡単な処理を省電力コアで行うことで、電力の消費を抑えることです。この電力消費が抑えられるということが大きく、モバイル向けプロセッサーでの採用が進んでいます。

最近のCPUは消費電力(TDP)がどんどん上がってきているので、うれしいニュースですね。

DDR4メモリにも対応するかも

一部のリークされたスライドの中に、DDR5メモリをサポートするといったような記述がありました。もしそうだとすれば、メモリ性能の向上分も性能が上昇するので、大きな変化があるかもしれません。

ただ、DDR5メモリが手の届く値段で手に入れられるようになるかは・・・不明です。

まとめ

以上が12世代Intel CPUに関してリークされた情報のまとめでした。現在はAMDとの競争によりIntelの天下も崩れてきて、競争が激しい時代。

このまま競争が続いて、性能もどんどん上がっていくことを期待するばかりです。とにかく、期待して待ちましょう!