最新Z490マザーボードの選び方のすすめ [第十世代Intel向け]

こんにちは。今日は、先日発表された第十世代Intel CPU用に発売される、Z490マザーボードの選び方について解説をしていきたいと思います。(本記事には多少技術的な用語が登場しますが、まあ新しい技術という感じで理解していただいて結構です)
Z490マザーボードとは(長いのでざっと読んでいただいて結構です)
Z490マザーボードは、第十世代Intel CPU用のマザーボードであり、ソケットLGA1200に対応しています。そのため、過去の世代のIntel CPUは搭載することができません(むろん、ひとつ前の世代である第9世代の製品においても同様です。) また、Intel CPUは第十世代になることによって、コア数及びクロックが上がり、それに応じてTDPも上昇しました。TDPとは"熱設計電力"のことで、これが上昇するということは消費電力、発熱が上昇するということです。それによって、マザーボードには熱に耐えるためにより堅牢性が要求されます。それにより、今回各メーカーから発表されたマザーボードは16フェーズ/14+2フェーズの電源回路を搭載しているものも多くありました。(フェーズ数が多いほどいいと覚えておいてください)Z490になってから搭載されている新技術はありませんが、一部のマザーボードPCI Express 4.0の拡張カードスロット/M.2スロットを搭載しています。ただ、これらは第十世代のIntel CPUではサポートされていないため、使用できるとしても将来Intelから対応した互換性のあるCPUがリリースされた場合に限ります。なので過去のを流用できるならしたいんですがIntelの金儲け主義のせいでソケットが変わっているので、それは残念ながら不可能です。
ある程度このマザーボードの基本について話したところで、選び方について話していきます。

Z490マザーボードの選び方
基本的には、これまでと変わらずマザーボードのサイズと拡張性、そしてメーカーによって選ぶことになります。グラフィックボードなど拡張カードを多く搭載したいなら拡張スロットの多いもの、M.2スロットの多いもの、Wifiがついているものなどの条件の中から選んでください。メーカーの話ですが、マザーボードをつくっている大手四社であるASUS, ASRock, MSI, Gigabyteの中で好きな会社があればいいですが、そうでなければ性能で選んでよいと思います。
基本的にはそれでOKですが、もしCore i9などのハイエンド製品を使用する予定であれば、電源フェーズ回路の多いもの、少なくとも14+2フェーズのものを選ぶとよいです。先ほど述べた通り、ハイエンド製品は消費電力がものすごいので、それくらいのものの方が安定すると思います。

まとめ
いかがでしたでしょうか。執筆当時まだ発売されておらず、僕自身まだ不確かなところもありますが、基本的にはこのような点に気をつけておけば問題ないと思います。マザーボードはパソコンの根幹をなすパーツなので、ぜひ自分に合う製品を見つけてください。
長くなりましたが、この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。