相性問題の起こりやすい自作PCパーツとは?注意点をわかりやすく紹介

自作PCを組むうえで、出来るだけ起こしたくないのは相性問題。そこで、今回は自作PCを組むうえで、相性問題の起こりやすいパーツ・注意点を紹介していこうと思います。

「相性が悪い」ってどういうこと?

パーツの相性が悪いということは、パーツが不良品である、という意味ではありません。パーツには問題がなく、正常でありながらも、ほかのパーツと組み合わせるとトラブルが発生してしまうことを相性問題と言います。

なぜこのよう問題が起こってしまうかというと、パーツを作っているメーカーがそれぞれ違うからです。詳しい原因は複雑で、またいろいろなパターンがあるので省きますが、シンプルに一番の原因はメーカーの違いです。

もう一つの相性問題は、OS・ソフトとの相性問題です。第二世代Ryzenの一部のCPUがAdobe製品と相性が悪く、クラッシュが頻発したように、パーツとソフト・OSの間にも相性問題はあります。しかし、これはすぐに対策されることも多く、またそこまで頻繁には起こりません。

相性問題が起こりやすいパーツ

相性問題が起こりやすいパーツは、ずばりマザーボードとメモリーです。相性問題が起きたら、この二つをまず疑ってください。昔はCPUとマザボなどでも相性問題が発生しましたが、今はほぼこの二つが原因です。

相性問題を起こさないために

マザーボードとメモリーの相性問題は、ある方法を使うことで99%なくせます。その方法とは、マザーボードメーカーのホームページまたはマザーボードの商品ページから、対応しているメモリーを調べることです。

マザーボードメーカーは、製品がメモリーと相性問題を起こさないか、それぞれ独自に検証を行っています。そして、その検証をパスしたメモリーの商品名が、対応メモリーとして書かれています。それをチェックすることにより、マザボとメモリの相性問題は99%起こらなくなります。

相性問題が起こったら

もし相性問題が起こってしまったら、まずはPCが正常に組み立てられているかチェックしてみてください。コードがいつの間にか抜けていたり、手順を飛ばしてしまった可能性もあります。

もし異常が見当たらなければ、ウイルス感染もチェックしてください。パソコンがウイルスに感染していて、それが原因でパソコンに問題が起こっていることもあります。

それでも何も以上が見当たらなければ、パーツを買ったショップにもっていって、初期不良などをチェックしてもらいましょう。そして、初期不良が原因であれば交換、それでも問題がなく相性問題であれば別の商品を買うか(あれば)相性問題保証を受けましょう。最近は相性問題保証がついていることも多いです。

まとめ

自作PCを組むと、ごくたまに起こりうる相性問題。初めは何が起こったかわからず怖くなってしまうかもしれませんが、まずは落ち着いてPCに問題がないか、そして問題がなければPCショップにもっていってチェックしてもらいましょう。

でも、まずは相性問題を起こりにくくすることが肝心です。なので、これから組むよって方は上記のように、マザーボードに買うメモリは対応しているかを事前に確認しておいてくださいね。

 この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。