OSなしBTOパソコンのすすめ: メーカーによっては逆に損になるかも!?
パソコンを買うと、基本的にはWindowsのようなOSがついてきます。しかし、中には別でOSを購入したい方、Linuxを使うなどの理由でOSがついていない方がいい人もいると思います。しかし、DellやHpといったメーカーPCでは、OS無しバージョンを選べないことが多いです。
そこで、今回はBTOパソコンの中でも、OSなしバージョンを選べるメーカーの紹介と、別にOSを買うことでお得になるかを検証していきたいと思います。
メーカー1: サイコム
サイコムは、僕が知る限りでは一番OSありと無しでの差額が大きいBTOメーカーです。価格差は写真↓
の通りになっており、OS無しだと約2万円ほど安くなっています。Windows 10 Homeはパッケージ版でも1万5000円くらいなので、サイコムの場合は、OS無しバージョンを選んで自分でOSをいれた方がお得だといえるでしょう。
Windows 10 Homeはこちら↓
Windows 10 Proはこちら↓
メーカー2: ドスパラ
大手BTOのドスパラも、同じくOS無しバージョンに対応しています。価格差は写真の通りです。
ドスパラの場合は価格差が大きくなく、Windows 10 Home/Proどちらを買うにしても、OSがついているバージョンを買った方が安く済みます。そのため、Windowsをインストールするのでなければ、あらかじめOS付きバージョンを買っておきましょう。
メーカー3: ツクモ
ツクモのBTOパソコンでも、OSなしは選ぶことは可能です。しかし、価格差は写真のように、非常に小さくなっています。
そのため、わざわざOS無しバージョンを選ぶメリットはないです。また、Windows 10 Proにアップグレードする代金が安くなっているので、将来Proにアップグレードする予定があるなら、あらかじめアップグレードしておくとお得です。
メーカー4: パソコン工房
パソコン工房もOS無しバージョンに対応していますが、価格差はツクモについで小さく、これまた微妙です。
なので、Windowsをインストールするのであれば、あらかじめWindowsがついた構成を購入することがおすすめです。
メーカー5: STORM
STORMのBTOも、OS無しバージョンに対応しています。OS無しだと-10000円(消費税を考えると-11000円)、Proにアップグレードすると+5000円(消費税を考えると+5500円)となっています。
STORMは比較的価格差が大きくなっていること、またDSP版Windowsがついてくることを考えると、再インストール可能なパッケージ版のWindowsを別で買う、というのもありだと思います。
Windows 10 Homeはこちら↓
Windows 10 Proはこちら↓
まとめ
以上、OS無し構成に対応したBTOメーカーの紹介でした。(ここに紹介していないなかでもOS無し構成に対応しているメーカーもあります。)一見お得なように見えるOS無しバージョンですが、新しくOSを買わなければいけない場合、逆に損になってしまうこともあります。
また、OSをインストールした後、ドライバー類のインストールなど自分でやらなければいけないセットアップ作業も増えてしまうので、すでにインストール用のOSがある/LinuxなどWindows以外のOSを使う場合を除き、OS付きのものを買うのが賢明だと思います。以上、OSなしBTOパソコンのすすめでした。
この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。