動画編集はノートパソコンでも出来るのか?検証してみた
動画編集をしたいけど、ノートパソコンでもできるかどうか心配。。と思われている方も多いと思います。
ということで今回は、ノートパソコンでも動画編集を行うことは可能なのか、検証してみました。
今回使う機材
- 機種名: 富士通 Lifebook WA3/C2
- CPU: Intel Core i7-8550U
- GPU: CPU内臓
- メモリ: 8GB (DDR4-2400, 4GB×2)
- スクリーン: 15.6 インチフルHD、60Hz
- OS: Windows 10 Home (64Bit)
今回使用させていただく動画編集ソフト
今回は、検証用として、BlackMagic Design様のDavinci Resolve 16の無料版を使用させていただいております。BlackMagic Design様、本当にありがとうございます。
Davinci Resolve 16はコチラ↓
検証
早速インストールをして、検証をしてみました。結果を先にお伝えすると、少しカクつきますが動画編集は可能です。
それでは、早速検証内容を見ていきます。
起動時
起動時、何も行っていない状態で、リソースの使用量は以下の通りとなっています。CPU使用率は何もしていないため低いですが、メモリは2GBほど使用しているのがお判りいただけると思います。そのため、4GBメモリだとなかなか厳しいでしょう。しかし、8GB以上のメモリがあれば、起動は余裕をもって行うことができます。
動画プレビュー時
今回、1080P 60FPS(音声付き)の動画を用意して、それを再生してみました。これはかなり負荷が大きく、スムーズに再生とはいかず非常にカクついてしまいました。その時のリソース使用量は、CPU使用率が大体50~70%、メモリ使用量が約3GBと、非常に多くなっています。そのため、CPUはCore i7程度のスペックは必要だと思われます。また、できるならばメモリも16GBがよいでしょう。ただ、8GBでも動いたので8GBでも大丈夫です。
動画エンコード時
先ほどと同じく、1080P 60FPSのゲーム動画と、写真をつなげて作った動画をエンコードしてみました。結果、ゲーム動画は約12FPS、後者は約60FPS/秒ほどでエンコードすることができました。しかし、シーントランジションなどの重いエフェクトがかかっている部分では、2FPSほどまで落ち込んでしまうこともありました。しかし、クラッシュはしなかったので、時間はかかりますが、エンコードも可能であるということがわかりました。
リソース使用量ですが、Davinci Resolve 16はできるだけ早くエンコードするために、CPUはスペックに関わらず最大限使用してくれるので、CPU使用率は合計100%になっています。メモリも3GBほど使用し、やはりこちらも負荷がすごい作業になっています。
まとめ
まとめると、動画編集は(スペックにも依存しますが)ノートパソコンでも行うことができます。スペックの目安としては、
- 4コア以上のCPU
- 8GB以上のメモリ
は最低限必要でしょう。しかし、逆に言えばそれだけあれば編集することができるので、ある程度のスペックのノートパソコンを持っている方は、チャレンジしてみるのはどうでしょうか?持っていない方も、LenovoのThinkPadが最近数万円引きぐらいで安いので、この機会に動画編集できるレベルのパソコンを買ってみるのはどうでしょうか?バナーを貼っておきましたので、興味ある方は見てみてください。
この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。