Ryzenノートパソコンって何?インテルじゃない理由
こんにちは。みなさん、元気でお過ごしでしょうか。
最近、Ryzen 搭載のノートパソコンをよく見かけるようになりましたよね。しかし、そこまでPCに興味がない・詳しくない方にとってはあまり聞いたことのないブランドだと思います。そこで、今回はRyzenとは何か、なぜRyzenなのかを解説していきたいと思います。
Ryzenとは何?
Ryzenとは、アメリカAMD(Advanced Micro Devices)社によって開発されているCPUです。2017年の発売以来、その圧倒的なコスパとマルチスレッド性能で、インテル製CPUからシェアをどんどん奪い取っています。また、内蔵GPUの性能も非常に高いです。具体的にはインテル製のCPUの内蔵GPUの数倍の性能があります。(ちなみに、GPUとは映像を映し出すための演算をするユニットです。)これらのことから、個人的な意見ですが現在最高のCPUシリーズであるといえるでしょう。
なんでインテルじゃないの?
最近、インテルCPUを搭載したノートパソコンが減りRyzenを搭載して製品が増えている理由は主に二つあり、
です。特に二つ目の理由が大きく、Windows7のサポートが終了してノートパソコンの需要が増えたのに、インテル側の問題でインテルCPUが世界的に供給不足のため、コスパがいいRyzenを代わりとして使うメーカーが増えたためです。それ以前はAMD社製CPUはほぼ使われていなかったので、これらの理由により急にシェアを伸ばし、目に留まりやすくなったのです。
TIPS: Ryzen搭乗前のAMDは、CPUの性能も悪く会社自体も虫の息であった。しかし、Ryzenの登場により息を吹き返し、それどころかインテルを脅かす存在にまでなった。
インテルじゃないと心配・・・
インテルじゃないと心配、といった方もいると思います。確かに、インテルは非常に知名度が高く、”インテル、ハイッテル”といったキャッチフレーズなどでそのブランドは日本国民に浸透しています。それに対し、RyzenおよびAMDはそこまで認知されていません。しかし、AMD社も創業50周年を迎える、半導体メーカーとしては老舗で、また信頼性に問題があるといったことはありません。なので、インテルじゃないからと言って検討の候補から外さないでください。それもわかっててインテルがいいというなら別ですが。
結局どっちがいいの?
僕個人の考えとしては、AMDのRyzenをインテルよりもお勧めします。理由としては、
といった感じです。現在のRyzen製品はシングルスレッド性能を除きほぼすべてでインテルを上回っており、正直インテルを選ぶ理由がありません。強いて言うならシングルスレッド性能が高いためゲーミング用途として選ぶくらいでしょうか。しかし、ノートパソコンでゲームをすることは少なく、またGPUでの優位性がその差をひっくり返すので、僕だったら絶対Ryzenを選びます。
まとめ
最近急に見かけることが多くなったRyzen搭載PCですが、インテルに勝るとも劣らない性能を持っています。なので、インテルにこだわることなく、Ryzen搭載PCもノートパソコンを選ぶときにぜひ検討の候補に入れてきてください。おそらく、コスパが高い商品があると思います。
この記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。